当院は、生活習慣病や風邪などの一般内科疾患の初期診療(プライマリケア)と神経系特定疾患(神経難病)における高度医療のご提供を行う両面を兼ね備えたクリニックです。
入院診療が必要な場合を除き、病気・疾患全てにおいての初期診療が行えることが基本理念です。
例えば小児の場合、継続医療が必要なてんかん関連疾患があり、更に、脳卒中後遺症のリハビリテーションを提供できる機能を備えています。
また、近接の多摩病院との病診連携によりMRI検査、CT検査、脳波検査などの高度医療機器を用いた検査を行うことが可能です。
当院では豊富な臨床経験と日本神経学会専門医・指導医や日本脳卒中学会専門医など、神経内科疾患における専門性の高い医療をご提供致します。
対象疾患として、神経難病とされるパーキンソン病をはじめ、脊椎小脳変性症、多発性硬化症、重力筋無力症や認知症関連疾患として、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、てんかんなどの診断・治療、また脳梗塞、脳出血などの診断や治療及び脳卒中後の経過観察を行います。
脳神経内科疾患は年々増加しています。難病の一つであるパーキンソン病は、2040年に患者数が約2倍以上になると予測されています。患者数の増加だけでなく、多くの方が高齢化し、同時に発病年齢の高齢化も伴います。他の脳神経内科疾患も同様の現象が起こっているため、脳神経内科医を増員し、より専門的な外来を増やしました。
当院は、落ち着きのある自然色を基調とした清潔で明るい内装を施し、治療前の患者様の不安を少しでも和らげられる様に努めております。
また、ベビーカーや車椅子の患者様へ配慮し、駐車場入口から院内に至るまで段差の無いバリアフリー設計としております。
設備としましては、電子カルテを導入し受付から診察、お会計まで共有管理する事により、出来る限り患者様をお待たせしないよう努めております。
リハビリテーション室も同様です。運動障害のある患者様が多いため、バリアフリー設計となっています。患者様が、安心・安全にリハビリテーションによる治療を受けられるようリハビリテーション室を拡張し、患者様の情報を共有しチーム医療で治療ができるようにしました。